パブリケーションに関するセミナー開催

論文を執筆するためには、研究対象への科学的な知識だけでなく、年々厳しく複雑になっていく出版倫理のガイドライン(ICMJE recommendations、GPP 2022等)や、研究デザインごとの報告形式(CONSORTやSTROBEなどEQUATOR Networkの報告ガイドライン)、執筆スタイル(AMA Manual of Style等)についても把握する必要があります。

ASCAは多くの論文や学会発表資料作成を通してパブリケーションの知識を蓄積しております。

ご予算、目的に合わせて、オーダーメイドでパブリケーションに関するセミナーを企画・開催することが可能ですので、ぜひお問い合わせください。

セミナーテーマ例

  • 論文執筆
  • 学会発表資料作成
  • 出版倫理
  • ジャーナル選択
  • 論文投稿/学会登録方法 等

セミナー開催実績

1.企業依頼によるセミナー

  • 投稿先選定
    • TOPジャーナルと専門誌との比較と事例
    • インパクトファクターについて
    • Journalの選定や執筆される先生へ依頼について
  • 論文執筆
    • 投稿規定の効率的なチェック法
    • 論文作成時の基本的なポイント
    • 論文作成のガイドライン(基本構造、多重投稿、二次出版、Referenceスタイル)
    • 国際誌をターゲットにしたPublication Preparation
    • 日本語論文作成から雑誌投稿までの流れ
    • PMS論文の作成から投稿、投稿までの流れ(英文誌)
  • その他
    • 外注する場合のポイント
    • 論文ナナメ読みのススメ~論文を素早く、ポイントを落とさず読むためのコツを伝授

2.ASCAウェブセミナー「ここが聴きたい、MT・メディカルライティング」

論文執筆に関わる製薬企業の方々や大学の先生方を対象としたMT、メディカルライティングのウェブセミナーです。

第1回 製薬企業へのMT導入について
第2回 Neural MTを解剖する
第3回 剽窃について
第4回 オーサーシップ(Authorship)
第5回 利益相反(COI)
第6回 重複出版・許容される二次出版とは?
第7回 臨床試験登録とは?
第8回 Data Sharingとは?

3.羊土社・ASCA共催セミナー

査読者の"脳"をつかむ!: 論文執筆術ウェビナー『成功の戦略と文章術』

論文執筆に関わる大学の先生方や企業の方々を対象に、査読者にストレスを与えない論文原稿の書き方を、『ネイティブが教える英語論文・グラント獲得・アウトリーチ 成功の戦略と文章術』(羊土社)に基づき解説したセミナーです。

第1回:査読者を困らせていませんか?:論文の運命を決定づけるイントロの書き方
第2回:あなたの論文はなぜわかりにくいのか?:一読しただけで脳に染み込んでいく文章の秘密
第3回:査読者の記憶をコントロール?:頭に残る文章の組み立て方

共催:株式会社羊土社、株式会社アスカコーポレーション(2020~2021)
後援:株式会社トランネット
講師:生物/医学系翻訳家・ライター 布施雄士

2012年北海道大学獣医学部卒業.2014年まで 動物用医薬品の研究・開発に従事.2018年筑波大学大学院 生命システム医学専攻修了.獣医師,医学博士.フリーランスとして,医薬品のプロモーション資材から学術論文まで,生命科学に関する幅広いジャンルのライティングや翻訳を手がけている.多様な学術論文の執筆経験を活かし,論文のライティングに関するアドバイスや編集作業も行っている.専門は動物生理学(アザラシの呼吸生理)および分子生物学(医薬品の毒性・薬効評価)

4.ASCA Academyライティング講座

ASCAでは次世代のメディカルライターを育成するために、2020年よりライター志望者に対し論文執筆や治験文書作成のセミナーを定期的に提供しています。これらのコンテンツを、企業・大学様向けにカスタマイズしてご提供することも可能です。

論文コース担当講師:益田 和義

フリーランスメディカルライター。薬学博士(大阪大学)、工学修士(早稲田大学)。
内資系製薬会社の研究所に22年間勤務し、17年間はDrug Delivery Systemの研究に,その後5年間は探索ADMEに関する開発研究に従事した。この間に16報の論文発表及び6件の特許出願を行い,開発研究では10以上の開発化合物を選出している。その後開発部に異動し,非臨床担当責任者として13年間で10以上の開発プロジェクトを承認申請に向けてリードした。退職後は、フリーランスのメディカルライターとして、市販後資材、学会レポート、論文、IB並びにCTDなどの医薬品に関する資料作成支援を行っている。

治験コース担当講師:三宅 義昭

エムプラスオー代表。株式会社アスカコーポレーション 顧問。
外資系製薬会社に21年間勤務し、この間に複数のプロジェクトの臨床開発、臨床薬理試験を含む早期臨床開発計画、アウトソース戦略立案などの業務経験を経て独立。フリーランスとして、医薬品の開発業務の支援を行っている。近年は、企業や個人ライターなどと協働し、リソースを最適化して、CTDや市販後資材などの医薬品に関する資料作成支援を行っている。