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  • 2021.05.21
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第13回Science Cafe 開催(2021年6月29日)

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Science CafeではScience及び姉妹誌にその論文が掲載された日本人研究者の方を講師にお招きし、ご研究内容の紹介のみならず、その発見・成果に至った経緯やマインドセットなど、革新的研究にまつわる貴重なご経験をウェブセミナー形式でお話しいただきました。

講演日時

2021年6月29日(火)14:00-14:40

講演者: 淨住 大慈先生

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大阪大学微生物病研究所 
遺伝子機能解析分野

掲載号:Science誌 2020年6月5日号
"NELL2-mediated lumicrine signaling through OVCH2 is required for male fertility"
Vol. 368, Issue 6495, pp. 1132-1135
https://science.sciencemag.org/content/368/6495/1132.abstract

講演テーマ:「男性不妊の生物学:最新のゲノム編集技術で見えてきたこと」

「受精」という言葉は今日においても私たちに生命の神秘とロマンを感じさせてくれます。しかしそれは言い換えると、不妊のような私たちの生活に直結する問題も、科学的にはまだ十分な解明に至っていないということでもあります。この研究では、「ゲノム編集」という遺伝子を操作する最新の技術を使って、男性(哺乳類のオス)がどのようにして受精の能力を獲得するのか、そして何が原因となって男性不妊になるのかに光を当てます。

Science Cafe 講演録

第11回:獲得免疫の始まり~ To B(T) or not to B(T) ? That is the question~」
京都大学ウイルス・再生医科学研究所 宮崎正輝先生 宮崎和子先生

第10回:接ぎ木の科学による展望
名古屋大学 生物機能開発利用研究センター 准教授 野田口 理孝先生

過去のScience Cafe

第12回:「東北沖地震から10年 -海底観測から見えてきた巨大地震・津波の実態と未解決問題-」
国立研究開発法人海洋研究開発機構 海域地震火山部門 部門長 小平 秀一先生

第11回:獲得免疫の始まり~ To B(T) or not to B(T) ? That is the question~」
京都大学ウイルス・再生医科学研究所 宮崎正輝先生 宮崎和子先生

第10回:接ぎ木の科学による展望
名古屋大学 生物機能開発利用研究センター 准教授 野田口 理孝先生

第9回:ゲノム編集とはなにか
広島大学大学院統合生命科学研究科 教授 / 広島大学ゲノム編集イノベーションセンター 山本 卓 先生

第8回:クライオ電子顕微鏡解析で見えてきた膜輸送体の分子機構」
東京大学・大学院理学系研究科 教授 濡木 理 先生

第7回:「レム睡眠と記憶」
名古屋大学環境医学研究所 神経系分野2教授 山中 章弘先生

第6回:「EGFR(Epidermal Growth Factor Receptor)遺伝子変異陽性非小細胞肺癌におけるがん免疫応答抑制機構の解明」
名古屋大学大学院医学系研究科 微生物・免疫学講座 分子細胞免疫学 教授
国立がん研究センター 研究所 腫瘍免疫研究分野 / 先端医療開発センター 免疫トランスレーショナルリサーチ(TR)分野 分野長 西川 博嘉先生

第5回:「食と健康ー食・栄養シグナルの分子レベルでの解明ー」
京都大学大学院生命科学研究科 教授/ 東京農工大学大学院農学研究院 特任教授 木村 郁夫先生

第4回:「ヒト進化における大脳皮質拡大の謎の解明に向けて」
慶應義塾大学医学部生理学教室 教授 岡野 栄之先生

第3回:「免疫と共生」
慶應義塾大学 薬学部 生化学講座 教授  長谷 耕二先生

第2回:「スロー地震ってなんだ?」
京都大学防災研究所附属地震予知研究センター 学振特別研究員 西川 友章先生

第1回:「セレンディピティ」と「ぶれ」と「ずれ」
東京医科歯科大学 統合研究機構 先端医歯工学創成研究部門 創生医学コンソーシアム 教授 武部 貴則 先生

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