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  • 2021.02.19
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第11回Science Cafe 開催(2021年3月23日)

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Science Japan OfficeよりScience Cafeのご案内をさせていただきます。

Science CafeではScience及び姉妹誌にその論文が掲載された日本人研究者の方を講師にお招きし、ご研究内容の紹介のみならず、その発見・成果に至った経緯やマインドセットなど、革新的研究にまつわる貴重なご経験をウェブセミナー形式でお話しいただきました。

講演日時

2021年3月23日(火)14:00-14:40(予定)

講演者: 宮崎正輝先生 宮崎和子先生

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京都大学ウイルス・再生医科学研究所

掲載号:Science Immunology誌 2020年9月4日号
"The transcription factor E2A activates multiple enhancers that drive Rag expression in developing T and B cells"
https://immunology.sciencemag.org/content/5/51/eabb1455

講演テーマ:「獲得免疫の始まり~ To B(T) or not to B(T) ? That is the question~」

免疫機構は、獲得免疫と自然免疫が協力して働くことでウイルスなどの病原体から体を守ります。獲得免疫の特徴は、特異的な抗原を感知する受容体(抗体やT細胞受容体)であり、ワクチンなどで重要になります。この受容体は、Ragという分子による遺伝子再構成によって作られますが、Rag遺伝子の発現がどの様に調節されているのかは明らかではありませんでした。私たちは様々な遺伝子改変マウスを作製し、Ragの発現を調節する制御領域(エンハンサー)を見つけ、そのエンハンサー領域が転写因子E2Aによりコントロールされることを証明しました。今回の研究は、長年議論されてきた「なぜB,T細胞だけが遺伝子再構成をできるのか?」という【獲得免疫の始まり】を解明する重要な手がかりとなります。
また講演では、研究者夫婦ならではのお話もしたいと思います。

過去のScience Cafe

第1回:「セレンディピティ」と「ぶれ」と「ずれ」
東京医科歯科大学 統合研究機構 先端医歯工学創成研究部門 創生医学コンソーシアム 教授 武部 貴則 先生

第2回:「スロー地震ってなんだ?」
京都大学防災研究所附属地震予知研究センター 学振特別研究員 西川 友章先生

第3回:「免疫と共生」
慶應義塾大学 薬学部 生化学講座 教授  長谷 耕二先生

第4回:「ヒト進化における大脳皮質拡大の謎の解明に向けて」
慶應義塾大学医学部生理学教室 教授 岡野 栄之先生

第5回:「食と健康ー食・栄養シグナルの分子レベルでの解明ー」
京都大学大学院生命科学研究科 教授/ 東京農工大学大学院農学研究院 特任教授 木村 郁夫先生

第6回:「EGFR(Epidermal Growth Factor Receptor)遺伝子変異陽性非小細胞肺癌におけるがん免疫応答抑制機構の解明」
名古屋大学大学院医学系研究科 微生物・免疫学講座 分子細胞免疫学 教授
国立がん研究センター 研究所 腫瘍免疫研究分野 / 先端医療開発センター 免疫トランスレーショナルリサーチ(TR)分野 分野長 西川 博嘉先生

第7回:「レム睡眠と記憶」
名古屋大学環境医学研究所 神経系分野2教授 山中 章弘先生

第8回:クライオ電子顕微鏡解析で見えてきた膜輸送体の分子機構」
東京大学・大学院理学系研究科 教授 濡木 理 先生

第9回:ゲノム編集とはなにか
広島大学大学院統合生命科学研究科 教授 / 広島大学ゲノム編集イノベーションセンター 山本 卓 先生

第10回:接ぎ木の科学による展望
名古屋大学 生物機能開発利用研究センター 准教授 野田口 理孝先生

お問合せ先

Science Japan Office 担当:吉川 / 谷 
E-mail: science_cafe@asca-co.com

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