AIKO SciLingual

機能と使い方

AIKO SciLingualではまず、ユーザーが登録する「フレーズ集」と「用語集」をベースにAI翻訳されます。そして、そのAI翻訳を人が編集する(PE)ことで、さらにフレーズ集や用語集が登録され、次の自動翻訳に活用されます。使えば使うほど、ユーザーごとに学習していく翻訳システムです。

スタートアップ

翻訳したいファイルをドロップ

翻訳したいテキスト/ファイルをドロップして、言語、エンジンを選ぶと、自動翻訳がスタート。SciLingualが一文ずつ解析し、最適な翻訳文を生成します。エンジンは最後に選んだエンジンが選択されます。

並列ビュー

過去に登録した「フレーズ」と完全に一致する文が登場すると、「フレーズ」がそのまま表示されます。

編集

AI翻訳の後、テキストを編集。そして、元レイアウトそのままで翻訳ドキュメントがダウンロードできます。SciLingualのAI翻訳、自動ファイル処理により、ゼロから翻訳する場合と比べて劇的にスピードが向上します。

編集には「自分で編集」「翻訳マネージャーに依頼」「見積もり」の3つの方法があります。

①自分で編集する

右パネルに出る文例や辞書を参照して、訳文を編集することが可能です。

②翻訳マネージャーに依頼する

外国語、翻訳が得意なユーザーなどに翻訳ドキュメントを共有して、翻訳作業を依頼することが可能です。

③ASCAに相談する/見積もりを依頼する

社内で翻訳するには手間がかかると判断した場合、ASCAに希望納期、費用など伝え、見積もりを相談することができます。

AI翻訳文を後編集したり、ASCAに翻訳かPEを発注したりすると、 その文はカンパニーフレーズに自動で保存され、独自の機械学習に活用されます。使えば使うほど言語資産を構築でき、カンパニー全体の生産性がアップする仕組みです。

ドキュメントの管理

翻訳対象ファイルのタイトル、翻訳文字数、翻訳状況(処理の割合)などが一元管理できます。

翻訳ドキュメントには「マイドキュメント」「カンパニードキュメント」の2種類があります。

マイドキュメント

自分が今までに翻訳したドキュメントです。翻訳マネージャーに共有することもできます。

カンパニードキュメント

翻訳マネージャーが共有したドキュメントです。契約書やIR資料、メール雛形など、社内テンプレートとして利用できます。

フレーズ集

編集したテキストはフレーズ集に自動で蓄積され、次の機械学習に活用されます。フレーズ集には「マイフレーズ」と「カンパニーフレーズ」があります。

マイフレーズ

自分が編集した翻訳文です。

カンパニーフレーズ

翻訳マネージャーが編集した翻訳文です。社内のメンバーに共有され、マイフレーズより常に優先適用されます。

用語集

用語集に単語を登録すると、AI翻訳時に変換されます。社内用語や業界用語、専門用語を登録して訳ブレを防ぎ、従来のエクセル管理が不要になり、用語検索にかかる時間を節約。「マイ用語集」と「カンパニー用語集」があります。

マイ用語集

自分が登録した用語です。

カンパニー用語集

翻訳マネージャーが登録した用語です。社内で共有され、マイ用語集より常に優先適用されます。

カテゴリ機能

カンパニードキュメント/カンパニーフレーズ/カンパニー用語をカテゴリ分けすることができます。部署毎に個別管理したい場合や、用途別、顧客別などの分類にも利用できます。同じフレーズや同じ用語であっても、カテゴリを変えると登録できるため、 「訳し分け」をしたい場合にもカテゴリ機能を利用できます。
カテゴリは、管理ユーザーがカンパニー設定ページにて登録します。 それぞれのカテゴリでアクセスできるユーザーも設定できます。 また、各カテゴリの適用優先順位も設定できます。

翻訳マネージャーの役割はカンパニーデータの管理(翻訳品質の管理)です。
カンパニー内の全ユーザーで共有するデータ「カンパニーデータ(カンパニードキュメント/カンパニーフレーズ/カンパニー用語)」の編集・管理ができます。

辞書機能の追加

25万語医学用語辞典(日外アソシエーツ)、専門用語対訳集-バイオメディカル22万語(日外アソシエーツ)、といったオプション辞書も用意しています。(別途料金)

各ユーザーの権限の違い

セキュリティ&サポート

セキュリティオプション

カンパニーアカウントでは、シングルサインオンやIPアドレス制限、プライベートクラウドなど各種セキュリティオプションが利用できます。
詳しくは、「セキュリティ」をご覧ください。

ユーザーサポート

使い方のご質問や機能追加のご要望など、ユーザーサポートが利用できます。