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  • 2019.12.23
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社長ブログ更新:Scienceの2019年Breakthrough of the Yearはブラックホールの画像をとらえることに成功した技術

社長ブログ更新しました。

Scienceは、2019年Breakthrough of the Yearとしてブラックホールの初画像をとらえた研究を選んだ。
Darkness made visible:An international team of astronomers has produced the first ever image of a black holeというタイトルである。
ブラックホールは周りの景色にまぎれて、漆黒の空間に完全に隠れている。しかし、その周りにある高温で明るく輝くガスを撮影することによって、日本を含む200人以上の科学者からなるEHTチームは、メシエ87(M87、地球から約5500万光年の彼方にある銀河)の中心にある超大質量ブラックホールのシルエットをとらえることに成功したという。非常に巨大で、M87のブラックホールは太陽の65億倍重く、銀河系の標準よりは小さくほぼ太陽系と同じサイズなのだという。(https://www.eurekalert.org/pub_releases_ml/2019-12/aaft-u121719.phpから抜粋)

今までできなかったことが技術の進歩で確実に進化を遂げている。
他にも興味深いトピックが取り上げられている。是非原文を読んでほしい。
https://vis.sciencemag.org/breakthrough2019/

技術の進歩といえば、この記事をGoogle「翻訳」で読むと、まさに機械翻訳(MT)の進歩を確認することができる。
専門家が読むとかなり間違った情報もあるだろうが、とりあえず何が書いてあるか、わかるほどに仕上がっている。昨年まででは考えられなかったレベルだと思う。
(「Breakdown」を「内訳」と訳していて、ちょっと可愛い?)

人の翻訳には多くの時間と労力を要するが、少なくとも同時に知ることができる技術は無視できない。

悲しいことに、Science Japan Siteが今月で終了した。17年にもおよぶロングランであったが、オリジナルサイトの変化に合わせていくにはあまりにコストがかかるのが原因の一つである。残念ではあるが、翻訳されたタイトルは、日本人著者のコメントと共にメルマガで配信される。
是非とも以下のサイトから登録し、メルマガを読んでほしい。
https://www.sciencemag.org/japan-portal%20%20%20%20%20

続きはこちらへ https://asca-co.tumblr.com/

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