Science Pick Up! 「Science 1月1日号:AIスロップへの抵抗 ― Science誌 編集長 H. Holden Thorp氏が語るAIとの向き合い方 ― 」

2026.01.16

  • Science

今年初号となったScience誌 2026年1月1日号では、『Resisting AI slop(AIスロップへの抵抗)』と題したEditorialの中で編集長 H. Holden Thorp氏が科学研究や論文執筆上での人工知能(AI)の使い方、またScience誌におけるその扱いや方針について提言しています。

AIの利用に関しては、大規模言語モデル(LLM)を科学論文を探す際に使うべきか、あるいは論文の執筆や査読にまで使ってよいのかといった議論から、科学研究の実施や結果の検証、論文の出版といったプロセスから人間が排除されていくのではないかという予測まで、日々さまざまな意見が飛び交っています。こうした状況でもScience誌は冷静さを保ち、人間によって吟味された、長期的に信頼される学術誌の発行を使命としていることをHolden氏は主張しています。

Science誌および姉妹誌の”Editorial Policies”では、著者はどのような基準でAI支援技術を用いてよいのか、また用いた場合にその旨を明記する方法、査読者自身の文章を修正する目的でAIツールを使用することは認められていることなど、詳細なルールが定められています。ガイドライン”Science journals’ guidelines for AI usage”として一覧表にもまとめられています。

Science誌におけるAI使用ガイドライン翻訳版(PDF)

今年こそはScience誌に論文投稿したいと思われている研究者の方々にも欠かせない資料となっています。

(執筆:松田)

※本記事で引用されている翻訳、用語は一部機械翻訳をもとに作成しています。正確な内容は原文をご確認ください。
※記事の内容は筆者の解釈に基づいており、AAAS/Scienceの公式見解を示すものではありません。
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