Science

  • 2019.03.22
  • Science

Science(3月15日号)Comment from Japanese authors

Science_20190315_6432_cover-source.gifScience, 15 th March 2019 (Volume 363, Issue 6432)
http://science.sciencemag.org/content/363/6432

Comment from Japanese authors

Science(3月15日号)に掲載された日本人著者の方よりコメントをいただいております。


Two distinct interstitial macrophage populations coexist across tissues in specific subtissular niches
2つの異質な間質内マクロファージ群が組織共通の特異的な組織下微小環境に共存する
シングルセルRNA-seqを活用することにより、今まで単一と思われていた肺や脂肪のマクロファージが血管周囲マクロファージ(Lyve1+)と神経周囲マクロファージ(Cx3cr1+)という二つの細胞集団によって構成されていることが分かりました。
(Singapore Immunology Network (SIgN), A*STAR 中溝 聡 様)
http://science.sciencemag.org/content/363/6432/eaau0964

The oceanic sink for anthropogenic CO2 from 1994 to 2007

1994年から2007年までの人為的なCO2の海洋吸収量
地球温暖化の主要因である人為的なCO2を、海がどれだけ吸収しているかについて、世界中の海で行われた精密な海洋観測の結果に基づいて評価したものです。観測の立案、観測手法の検討、データの品質評価・解析など多くのステージでの国際協力によってはじめて得ることができた貴重な成果だと感じています。
(地球環境観測研究開発センター 全球海洋化学・物理研究グループ 村田 昌彦 様/気象庁 気象研究所 海洋・地球化学研究部 石井 雅男 様)
http://science.sciencemag.org/content/363/6432/1193

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