コラム

  • 2021.04.19
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Science Japan Meeting閉会挨拶の黒木先生に注目

来る21日開催の第2回Science Japan Meetingで閉会挨拶をいただく、日本学術振興会学術システム研究センター顧問である、黒木登志夫先生に注目したい。医師でもあり、研究者としての造詣も深い先生が、なぜ日本がワクチンを開発できないか、から、どう科学の未来を作っていけばいいのか、など、課題とともに、日本の希望につながるお話が楽しみであるその先生が最近執筆された新型コロナの科学-パンデミック、そして共生の未来へ中公新書は興味深いので紹介したい。

世界を揺るがす新型ウイルスの謎は、どこまで解明されたのか。未曾有のパンデミックはなぜ起きたのか研究の最前線をオンラインで発信し続ける著者による、待望の単著である。

本書は、治療薬・ワクチン開発を含む研究の最前線を紹介膨大な資料からその正体を探る。見えない敵に立ち向かう人々のドラマかれている山中伸弥先生(京都大学iPS細胞研究所所長・教授)推薦されている。「新型コロナ解析の集大成。感染症やウイルスの基礎知識に加え、各国の対応、研究開発の状況、そして今後への提言と、膨大な情報がわかりやすくまとめられている」 (Amazon紹介文抜粋)ぜひ手に取って読んでほしい

山中伸弥先生の新型コロナウイルスの情報発信サイトにも紹介されている。 https://covid19-yamanaka.com/cont2/46.html

黒木先生といえば、東北大抗酸菌病研究所(現加齢医学研究所)肺癌研究部助教授、東京大学医科学研究所癌細胞研究部助教授を経て、教授。米国ウイスコンシン大学に留学、WHO国際がん研究機関勤務など様々な経験をお持ちである。東京大学退官後は昭和大学腫瘍分子生物学研究所所長 岐阜大学長。その後は日本学術振興会学術システム研究センター副所長を経現在は顧問を務められている。2000年日本癌学会会長英文発表論文約240編を超えるすごい先生である。Science Japan Meetingを最後まで聞いてほしい.。

第2回Science Japan Meetingご案内 https://www.asca-co.com/blog/science/entry20210322120326.html

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