2006年11月

PET/CTの読影は、PETで光っている病変をCTで確認するだけでなく、CTそのものも一通り見なければならないので大変である。
また、PET/CTのCTは造影せず線量も下げて撮るので、診断的情報はあまり得られないだろうとも考えられる。しかしながら、Bruzziの論文によれば、肺癌患者を対象とするFDG PET/CT検査例の82% においてCTでのみ指摘できる所見があり、精査や対応を要するものも多かったとのことである。とくに胸部以外に思わぬ転移や合併症が見つかった例もあり、低線量単純CTも侮れない。

一体型PET/CTにおける18F-FDG集積を示さない偶発的所見
Incidental findings on integrated PET/CT that do not accumulate 18F-FDG
AJR Am J Roentgenol 2006 Oct;187(4):1116-23
JF. Bruzzi, MT. Truong, EM. Marom, O. Mawlawi, DA. Podoloff, HA. Macapinlac, RF. Munden
Dept Thorac Imag, MD Anderson Canc Ctr, USA