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ASCA

ミスターPETの核医学教室

核医学に携わる研究者、技術者、医療従事者の皆様へ

ミスターPETの核医学教室では、核医学に関係する論文や文献を読む人のためのガイドとなるよう核医学の基本を解説しています。

 「ミスターPETの核医学教室」について

 

千田道雄(せんだみちお)

「ミスターPETの核医学教室」は、核医学文献情報研究会がコンテンツを作成している「Nuclear Medicine UPDATE」をはじめ、核医学に関係する論文や文献を読む人のためのガイドとなるように、核医学の基本を解説したものです。

核医学は、正式には、大学の医学科や保健・医療技術関連のコースで、放射線医学の1コマとして授業が行われています。しかし、どちらかと言えばマイナーな分野で、教官も専門家が少ないうえ、内容が特殊なので、必ずしも十分な教育がなされているとはいえません。そういうわけで、医療職の方にとっても、卒業して医療の現場に出て初めて核医学に接し、面食らう人もいます。とくに診療放射線技師以外の医療職のかたは物理や化学に弱い人が多く、核医学の教科書や文献を読もうとしても数式や化学式が出てくればお手上げになる人が多いと聞きます。
このため、「ミスターPET核医学教室」では、医療関係者にとってしばしば理解のハードルとなる「撮像とデータ解析」に関して、とくにわかりやすく解説しました。

核医学の応用が広がるにつれ、これまで核医学に全く縁の無かった企業が関連事業に参入したり、少なくとも核医学の知識が必要になる、というケースが増えています。しかし、文献を読むにはかなりの基礎知識が必要で、一方、核医学の教科書は医療職向けのものしかなく医学の体系的知識がないと理解しにくい部分があります。「ミスターPET核医学教室」では、そのような企業の研究職や技術職の方でもスムーズにこの分野に入っていただけるように、核医学の要点を解説しました。

そのようなわけで、この「ミスターPET核医学教室」は、医療職のみならず、さまざま分野の研究職、技術職、さらには経営者、行政の方々が、核医学関連の仕事やプロジェクトに関わる際に、核医学の教科書や文献を読むためのガイドとして使っていただければと考えています。そのような意味もあり、必ずしも医学や放射線物理学の知識が無くても、理科系の高校卒業レベル程度の知識があれば、十分理解できるように執筆しています。

このシリーズは、2008年4月から2011年3月まで月1回のペースで3年間にわたり執筆して核医学の基礎知識をひと通り解説し、その後は必要に応じて改訂しています。核医学が興味深い技術でありさまざまな応用と将来性があるということを多くのかたが理解し、仕事に役立てていただけることを期待します。

「ミスターPET核医学教室」著者 千田道雄